鳴門市弓道協会会報「つるね」第2号
平成2年7月1日発行
下原四郎理事長日本一
5月4日京都武道センターで行なわれた
第41回全日本弓道大会、有段者の部で
本協会の下原四郎五段が優勝
当大会における本県初の制覇を
成し遂げました
演武の一手を的中させた下原さんは
決勝の一本競射においても
持ち前の集中力と気力を持続させ
決勝進出者50名による射詰めの
6射目で
佐藤(長崎)森下(愛知)石井(福岡)の名選手を
8射目で
東京の杉山五段を振り切って
輝く金字塔をうちたてました
秋田卓蔵会長教士昇格
5月6日京都武道センターで行われた
平成2年度定期中央審査に挑んだ秋田会長は
難関の一次審査を通過
一ツ的射礼で行なわれた
二次審査も優秀な成績で合格し
合格率10.69%の狭き門を突破
ここに鳴門市弓道協会
初の教士誕生となりました
大森豊彦先生六段に
下原、秋田両氏快挙の余韻もさめやらぬ
6月16日高松で行われた
臨時中央審査において
大森豊彦先生が六段に合格されました
昭和44年の鳴門市弓道協会結成以来
二十余年自らの練習時間もさいて
この会を引っ張ってこられ、
今また県弓道連盟の理事として
ご多忙をきわめておられる先生が久々に
ご自身のための成果を勝ち取られたことに
一同、心よりおよろこびを
申し上げるとともに
感謝の意を新たにしたいと存じます